講座「聴くこと」について　全国LIVE配信（厚労省補助事業　いのちの電話　新プロジェクト開始）

2023年10月25日

一般社団法人　日本いのちの電話連盟

近年、著名人の自殺報道とともに併記掲載されることの多い「いのちの電話」ですが、その活動は正しく認知されていないのが現状です。相談機関として多くの電話をいただいても、相談員不足により、対応しきれていない状況が続いています。

2020年からのコロナ禍に於て、三密を避ける、ステイホームなどの感染対策が叫ばれる中で、いのちの電話の活動もコロナの影響を非常に受けました。活動休止を余儀なくされたセンターが13センターに及び、メディアにも大きく取り上げられました。コロナ禍を体験する中で、いのちの電話の活動理念である「人が生きていくうえで、人とのつながりが何より大切だ」ということが社会に認識されました。社会全体のつながりが希薄化している中で、孤独・孤立の問題がより一層顕在化している今こそ、孤独な人々に寄り添う「いのちの電話」の市民活動をさらに推し進めていく必要性を強く感じています。

そこで、日本いのちの電話連盟は、活動の内容や実態をより明確に理解していただき、全国的に不足している相談員の応募に繋がることを目的として、2023年11月から2024年3月まで全国6か所（北海道、仙台、新潟、名古屋、愛媛、北九州）での講座を開催することになりました。（事前申込が必要です。）いのちの電話で大切にしている「聴く」ということに関して、一般の方々に考えていただくきっかけになる講座内容になっております。
講座はハイブリッドで開催いたしますので、全国どこからでも、リモートでご視聴が可能です。各講座の参加費は無料で、何回でもご参加いただけます。

ニュースリリース（PDF）